【ラテアートの作り方】ラテアートやるならコレ!エスプレッソのレシピをカスタマイズしよう!

今回はラテアートに適したエスプレッソの抽出方法についてご紹介していきます!

それではいってみましょう!

エスプレッソの基本を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

こちらもオススメ!

注目の記事

変わりゆくエスプレッソの基準

こちらの記事でイタリア式エスプレッソのレシピをご紹介してますが、近年ラテアートの発展によりこのセオリーが崩壊しつつあります。

ラテアートをきれいに描く、また描きやすい状態を作るには、元となるエスプレッソをより濃厚に落とす必要があります。

今回はラテアートに適した濃厚なエスプレッソ「ダブルリストレット」のレシピをご紹介します。

ラテアートをやる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ダブルリストレットの抽出

ダブルリストレットとは

  • ダブル…2杯
  • リストレット…通常よりも少なく抽出するエスプレッソ

ざっくりいうとこんな感じ。

リストレット2杯分ってことですね。

ダブルリストレットの抽出方法

  • コーヒー粉使用量 14g
  • 抽出量 30㏄
  • 抽出時間 25秒

2杯取り用のフィルターに14gのコーヒー粉を詰め、タンピングします。

これで25秒かけて30㏄抽出できるように、メッシュ調整すれば完成です。

メッシュ調整をするときは正確な計量が重要です。

目盛りのついたショットグラスも忘れずに用意しましょう。

ダブルリストレットのメリット

  • コーヒー豆の味を凝縮できる
  • クレマが多く出る
  • とろみが増す
  • エスプレッソの色が濃くなる

エスプレッソの抽出というのは最初に色の濃い液体が出て、後半は薄い色に変わっていきますよね。

通常のエスプレッソは、前半の濃い部分と後半の薄い部分をバランスよく1杯のカップに入れるためにメッシュ調整をして、味の出方を調整しているのですね。

一方、今回のダブルリストレットは、前半の濃い部分だけを抽出しているので、より濃厚なエスプレッソが完成します。

コーヒー豆を多く使っているので、その分クレマが多くなり、粘度(とろみ)も強くなるので、よりコントラストが出しやすく、ラテアートの描きやすい状態になります。

ダブルリストレットのデメリット

  • コーヒー豆の消費が増える
  • エスプレッソ単体で飲むと濃すぎる
  • 1杯ずつしか抽出できない

1杯当たりのコストは増えますが、これも考え方次第ですね。

ラテアート上達においては、通常のエスプレッソで2杯注ぐよりも、描きやすい状態のダブルリストレットで1杯練習した方がコツがつかめるかもしれません。

それにミルクの消費量も考えると、1杯集中の方が経済的ですよね。

事実、ラテアートが売りのカフェでは、このような濃厚な1杯抽出がほとんどです。

まとめ

今回はラテアートに適した抽出方法「ダブルリストレット」についてご紹介しました。

ラテアートのクオリティに大きく影響するので、ぜひ試していただきたいです。

描きやすさとコントラストで一気に上達することでしょう。

ラテアートしやすいコーヒー豆のご紹介はこちら